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NEWS~捨てられた城を守った4人の兵士の物語~

  • 2016/06/15(水) 00:26:08

ツイッターの方には上げたのですが、
先週の土日でNEWSの東京ドームライブに行ってきたんですね。

NEWSのライブに行き始めてから4年(最初に行った時の記事)、
十代の頃の情熱には遠く及ばないものの
ゆる~くNEWSというグループを見ていて思ったことを書いてみたいと思います。

そんな深い考察はないよ!


NEWSのライブに行くようになったきっかけは、
「妹の友人がチケットを余らせたから」という適当な理由でした。

当時は正直
NEWSというグループの名前すら
うっすらとした認識で

ライブのためにwikiを読んで「メインだった山下と錦戸が抜けて
残った4人で活動を再開したグループ」
だということを知りました。

山下の脱退理由は「ソロ活動に専念するため」
錦戸の脱退理由は「並行して活動していた関ジャニ∞の活動に専念するため」とのことで、

まあ、ありていに言って
山下と錦戸はNEWSを捨てたのね

素人心に思いました。

そして「稼ぎ頭に捨てられたグループの残りのメンバーの心境やいかに」という
残酷な好奇心が芽生えたのも事実です。

会場は新潟・朱鷺メッセでした。6人時代を知る妹曰く
「こんなに小さい会場だと思わなかった」とのことです。

ライブが始まってみれば、やはりジャニーズだけあって
ダンスやライブの構成はしっかりしていたものの、

曲はジャニーズの中ですらさらに何番煎じ?みたいな個性のないものばかりだし
手越以外はどっちかって言うと歌が下手な方じゃね?みたいな感じだし
ライブの演出や映像は言っちゃあなんだが陳腐でチープだし

トークすごいがんばってるのに上滑り感ハンパないし
何よりメンバーの仲良しアピールになってないハグやキスが
ホント痛々しくてキッツイわあと思いました。

あんなに嫌々な感じ……声優同志だってもうちょっと隠すぜみたいな。

「これは……この4人でやっていくのは相当厳しいんじゃないか……」と思いました。
ライブに行ったことを後悔するほどではありませんが、
「もう1回行きたい」と積極的に思うほどでもありませんでした。

なのになぜ2回目があったかと言えば
ひとえに加藤に手を振ってもらえたからです
結果的にその後のツアーには毎回うちわ持って参加してるのですから
加藤はあの日の新潟のファンサ1回で固定客を1人つかんだと言えるでしょう。
ファンサービス大事!


その後は「NEWSの情報が出てたら見る」くらいになった私にわかったことがあります。
「山下と錦戸が抜けるって、
SMAPで言えばキムタクと中居が抜けたカンジかなあ」
と思っていた
私の予想は甘かったということ。

とんかつ定食からトンカツとご飯抜いた感じだったということ。
残るのはキャベツとパセリとレモンと味噌汁です。

しかしね、山下と錦戸がトンカツでいられたのは、
彼らの実力が飛びぬけていたからではないのですよ。

逆に現メンバーの4人がキャベツに甘んじていたのも、
彼らに実力がなかったからではないのです。

差があったのは結成当初の人気だけです。
しかし結成当時の人気を反映したグループの使い方を
周りの人間の誰も変えようとしなかったところに
NEWSの悲劇があるような気がしました。

結成当時のNEWSは、山下と錦戸という
2人の君主のために建てられた城で、他メンバーは兵士

そのくらいの差を感じました。

例えば6人時代の曲のPV映像をカラオケで見ると、
兵士組がヅラ被ったり変な衣装着てるようなネタ的な場面でも
山下&錦戸は決して一緒にふざけません。

そんな撮影現場で互いに何のわだかまりもなく
和やかに撮影できるわけがねえ。

っていうかそもそもカメラに映ってる時間が段違いです。


昔のNEWSのテレビ出演映像をようつべなどで見てみました。
おっとジャニさんには内緒だぜ。

「誕生日プレゼントをいくら山下君にあげても返ってこない」と話す加藤。
サムいとわかりきっている「持ちネタ」を必死で披露する(させられる)小山。

そういったことで何とかトークを盛り上げようとするメンバーを
いじる役の山下&錦戸。
いや、山下と錦戸を嫌ってるわけではないのです。

周囲からのそんな扱いがずっと続けば、スタンフォード監獄実験さながらに
山下&錦戸は「俺がメンバーを食わせてやってる」と、
他メンバーは「山下君たちがいなきゃ僕らは何もできない」
思い込んだ状態が当たり前になると思います。


余談ですが手越と同級生のはずの加藤はデビュー当時、
手越の2歳上を自称していたようです。

手越は「ジャニーズに入って8か月でNEWSに入った」という経歴の持ち主ですから、
彼は彼で事務所から推されていたのは間違いないでしょう。

手越の「最年少」を前面に出すために加藤は2歳上と言わされていたんかなあ……思うと
私の可哀想な人好きスイッチがグイグイ刺激されます

おっと私の可哀想な人好きスイッチの話はどうでもいいぜ。

結局ね、そういった状態が続いた結果としての
2名脱退だったのではないかな、と思うのですよ。

山下にしてみたら「自分はもっとできるのに
(自分より売れない)メンバーに足を引っ張られてる」
と思うのも必然ですし

関ジャニ∞のライブに行くにつけ実はかなりのめんどくさがりで
なんでも人に任せたい末っ子タイプなんじゃないの
と思わせる
錦戸に自分がトークでもなんでもメイン張らなきゃいけないNEWSは
しんどかったんじゃないかと思います。

そんな「兵士の存在が鬱陶しくなった君主2人」に捨てられたのが、
私が見た最初のNEWSだったのでしょう。

活動歴はあっても、自分たちでメインを張ったことがない。
「NEWS」は動員力のあるグループだったけど、
自分たちについているファンがどれだけいるかというと全く心もとない。

私が今のNEWSメンバーをすごいと思うのは、
そんな状況で解散を選択しなかった勇気とやり続ける根性です

2012年のライブ最後に小山は「もうやめろという人もいた」と涙を滲ませながら語っていました。
「もうやめろという人もいた」ではなく、「ほとんどの人が『もうやめろ』と言った」のが
本当なのではないかと思います


そのくらい、4人になったNEWSには続けられる要素がなかったし
実際にステージを見たジャニーズ素人の私にもそれは感じられました。

世間からの風当たりの強さは本人たちが一番感じていたでしょう。
空回りしたり、惨めさを感じたりしたこともあったと思います。

それでも「君主に捨てられた城」を
「やっぱり、好きだから」「ファンのために残したい」という思いで
残った4人が一人も抜けることなく続ける選択肢を選んだ(これホントすごいと思う)ところから、
名もなき兵士たちによる城の復興とかつての君主からの独立は始まったのだと思います。

兵士たちは迷いながらも前を向き、実力を着実につけながら強くなりました。

そして昨年、2015年には4人のファンだけで東京ドームコンサートを開くに至りました。
とはいえ昨年はまだドームのみ(ジャニーズにしては珍しく)チケットの一般発売があるなど、
「もう1歩」感がありましたが、ドーム2年目の今年は文句なしの満員御礼でした。

4年前、8年の長きにわたって「無名の兵士」の役に甘んじていた4人は、君主を失いました。
その時彼らは、自分たちが君主になることを選びました。決して喜び勇んでその座に着いたわけではないでしょう。
けれども彼らは、自分の手で居場所を守り、自分の足で立つことを止めなかった。

その軌跡は、彼らの自信を裏付けるものに他ならず、
今年、東京ドームで5万5千人を前に「俺らは、NEWSがどんなに大きくなっても遠くに行かないよ」
ファンに話した手越の表情に、4年前に見せた不安はありませんでした。
その言葉が虚勢を張ったビッグマウスだなどと、あの場にいた誰も思わなかったでしょう。

妹の旦那は、妹に「関ジャニ∞みたいな毛色のグループを好きになるのはわかる。
でもNEWSは本当にただのアイドルって感じじゃない?
なんでそんなに応援するの?」
と聞くそうです。

「我々はNEWSというグループの、
芸能界においてもおそらく滅多に見られない
再生の物語の生き証人になってるんだよ」
と言っています。

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