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『Enkeltbillet』~仲谷 恵~

  • 2014/08/17(日) 12:30:20

フリーズした画面を電源ONのまま放置して
バッテリー切れの後再起動という
荒業を使って強制稼働しました。

PSPさんよぉ……
アンタに夏休みなどないんだよ……

Enkeltbillet 限定版Enkeltbillet 限定版
(2014/07/31)
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日本人留学生の恵です。
ストーリーバレメッチャします。

登場人物たちの丁寧な気持ちのやり取り、
アッサリハッピーエンドに持っていかない展開には
相変わらず感心します。

しかし彼らが結婚までこぎつけるのは
日本一の財閥子息と
使用人が結婚するより
難易度高い気がしてならない!!


ネックは身分差よりも距離と時間です。

この話の登場人物、主人公の美鳥も
「自分を変えたい」と思っていますが
他のキャラも何らかの事情を背負って
「変わらなければならない」という使命感を持っています。

恵はね、歌舞伎役者の村川藤十郎の息子なんですよ。
幼いころから自分に「特別」を強いた父に反発し、
父のくれたものは名前ですら否定し、
村川藤十郎の後を継ぐことを嫌がってインテリア建築士?になるため
大学留学しています。

簡単に言っちゃえば恵はお気楽な日本人、
英語も話せない観光客を
馬鹿にして嫌っているのですが
なんやかんや言いながら美鳥とフォーリンラブです。

いやでもねぇ、このパターン私リアルで見た事あるんですよ。
19の時カナダに短期留学したんですけど
そこの大学で一緒だった子が
現地のケヴィンと恋に落ちてさあ。


彼女は日本に彼氏がいたにもかかわらず
彼氏との指輪を海に投げ捨て
その海にケヴィンと共にダイブしておりました。


でも結局日本とカナダで離ればなれになってね、
彼女はウキウキの留学先フィーバーってのもあったでしょうし
お互い出会って1ヶ月くらいじゃ良くも悪くも本質なんか見えないし
速攻別れてたんじゃなかったかなあ。自然消滅だったかなあ。

だから恵が「父親から逃げることが夢じゃない、
俳優として父親に認めてもらえるまで美鳥とは会わない」
とか
言い出したあたりから
悪いことは言わない、止めなさい
画面の外からメッチャ叫んでました。

ヨーロッパと日本じゃ多分ダメだけど
日本に帰って役者修行するならいいじゃん!
新宿東口のビックカメラですれ違った時に
声かけりゃいいじゃん!
超ヤキモキした。

まあでもなんだかんだで上手くくんだろうな……
そりゃ上手く行ってもらわなきゃこっちも後味悪いけどさ……と
思っていたらね、後日談が思いのほか丁寧で良かったんだけどね。

3年後、ほとんど連絡を取り合わなくなった二人の描写があって
「……ほらぁーーー!」と思っていたら
さらに5年後のシーンで恵がニューヨークで美鳥に連絡を取ろうとするも不通、
「だから言ったじゃぁぁぁん!」と歯噛みしていたら
暗躍者・増島(添乗員)の一言で
再会そして婚約していました。


増島さん絶対まもっさんよりワルいわぁ。
平助と並ぶか若干劣るかだと思うわあ。

増島さんの存在は非現実的でしたけど
外国での10日間、っていうのはそのカナダ留学のこともあるし、
卒業旅行の東欧のこともあるし、
「ああ、なんだかそんなカンジだよなあ」
自分の時を思い出しつつ懐かしく見ていました。

みんな初対面だからさ、色んな人とすぐに仲良くなっちゃうんですよね。
私なんか日本だったら打ち解けるのに1年かかりますけど
本当に「なんでこのメンツ?いつの間にこの大人数?」みたいな
メンバーで飲み会してたりしてさ。

美鳥みたいに言葉通じないこともありましたけど
地元のスーパーですら観光地みたいに珍しくてさ。

記念写真のような、全員集合スチルの多さも
特徴ではないでしょうか。青春だよ。
オバちゃんは泣きたくなるよ。最早モリーさんに感情移入だよ。

それにしても美鳥、ストーリー部分だと
SVOどころか過去形があやしいレベルなのに
クエスト受ける時は空席の確認やら店の予約やら
接客バイトやらを難なくこなす上に
牛馬からの依頼も受けていて
パネェ!と思いました。若い子は成長が速いってレベルじゃねえ!

あとはそうね、私が咲だったら
帰国後は美鳥と若干距離置くかなと思いましたね。

事の発端は美鳥のせいじゃないにしても
クルージングの旅がまるまるパァになって、あれ咲の分は返金来たのかなあ。
美鳥は旅行会社側のミスですけど、
咲は「自分の意志で残った」とか主張してきそうじゃありません?あの会社。

で、咲は通訳できるレベルの語学力があるのが災いして
日本人客の多い土産店にフルタイムで毎日バイトしてるのに、
その間美鳥は旅先で知り合った男と仲良くしたり出かけたり
「お詫び」と称された王室舞踏会に招待されたり(アヤしすぎる)
ジュディからブランド物のバッグ貰ったり
村川さんから高級スーツケース貰ったり
>
ジム社長からパーティードレス一式貰ったり。

そういやパーティードレス試着した時だったかなあ、
美鳥がその服のことを「すごく軽い!」とやたら褒めていて
茂様の作った紅さんの白無垢のこと思い出しました。
高木氏、十二単着て生活してたことでも
あるのでしょうか。

よほど重い服に苦労したのでしょうか。

まあいいやとにかくね、咲が実力で頑張っている中
美鳥はそんだけちやほやされて、挙句「ちょっと慣れてきたからって一人で朝出かけて
朝食を一緒に食べようとしてる咲を待ちぼうけさせて
自分は他の男とカフェで朝食食べてホテルに帰る」
って
それは咲が可哀想。サキ、オコル、アタリマエ。

美鳥は「要領が良くて何でもできる咲に私の気持ちは分からない」
怒りますけど私は咲の味方です。
「人が努力してないとでも思ってんの?
こっちからすりゃアンタくらい
人生EASY MODEの人間が羨ましくてならないわ!」
みたいな。
いや咲はこんなこと言わないけれども。私は彼女の運を妬んじゃうだろうな。

恋もしっかり描けていますが、どちらかというと糖度より
群像劇といいますか、人間模様を楽しむゲームかと思います。

あ、そうそう恵、初コンタクトの
装用時間注意をしっかり守ってて偉い!

卒業旅行時の添乗員さんに「眼科に就職内定してる」って言ったら
「ツアコンやればいいのに。眼科よりは面白いと思うよ」と言われたことも
今思い出しました。

あの添乗員さんとも旅先で出会った人たちとも、
予想通りあれから会えてないけど、
日本で出会った人とは違う思い出になってるなあ。

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